生きる目的

日曜日にテレビを見ていたんです。

普段あまりテレビは見ないのですが

この時はお風呂に浸かりながら見ていて

気になって最後まで見てしまったので

温まり過ぎてのぼせそうでした。笑

ポツンと一軒家っていう番組名であってたかな？

山の上の木々の中にポツンと一軒家があって

いやもう、家に辿り着くのも大変だし

買い物とかあれこれ

どんな暮らしぶりなのだろうとか

一体なんでそんな不便なところに..．とか

思いますよね。

この回では2年半前の放送で紹介したお宅を

当時の放送を再度見せつつ

2年半経って、今どうされているかを追う

という内容でした。

家主は当時96歳(多分)のおばあちゃんです。

40歳くらい(多分)の時にご主人を亡くされて

その後もこの山の上のお家でお子さんたちを育てあげ

96歳になった今も畑仕事やら何やら1日中働いていらっしゃいました。

ご主人亡き後、義弟さんのサポートを得ながら

また数年前からご長男夫妻も同居して

過酷な山頂の暮らしを支えてくれていました。

残念ながら昨年の夏におばあちゃんは亡くなっておられました。

おばあちゃんは主にゼンマイを作って売ることで生計を立てていたのですが

そのゼンマイ畑は最初からそこに在ったわけではなく

山の中からひとつ、またひとつと畑に移植して育て

とても大きな畑となっていました。

どれ程の作業かと思うと気が遠くなりそうですが

そこに畑はできているんですよね。

当然雑草が生えますからそれも手で摘んで。

売りに行くのもだけど、町で買い物してきて家に帰るには毎回山登りです；；

お水を汲んで運んだり、薪を切ったりだってあります。

冬はどれ程寒いだろうか...過酷であることは間違いありませんよね。

印象的だったのは生前のおばあちゃんはいつも笑顔でした。

もう朝から晩までずっと仕事だったはずです。

笑顔だけどたくさんたくさん辛いことがあったに違いありません。

なんて偉いんだろうって心が揺さぶられました。

きっとこの方だけじゃなくて

この年代の人たちはみんなみんな大変だったと思うんですよね。

そういう人たちがいてくれて

繋いでくれて、今の自分があるのだなと思いました。

しっかり大切に生きなくてはと心が引き締まります。

おばあちゃんの笑顔は本当に素敵で綺麗だと思いました。

精一杯生ききった人の美しさですよね。

まだまだ頑張らなくちゃな。

でね、タロットに訊いてみたんです。

人間の生きる目的ってなに？って。

ペンタクルのエースが私には

魂の輝きに見えました。

魂とは宝。

みんな宝を持って生まれてくる。

そしてその宝(魂)を磨く。

磨くことが生きる目的。

傷つきながらもそれを
バネにして生きることで人は成長する。

磨くってことは

傷をつけながらつるつるピカピカになっていくもんね。

何もないと磨かれないんだよなぁ。

私も精一杯生きよう！