タロットが好きなのはストーリーがあるからである!
子どもの頃から読書好きなんです。
父親の絵本の読み聞かせからそれは始まり
小学生になると図書館が行きつけの場所になりました。
その他にもお小遣いで本もたくさん買いました。
スマホやPCが無い時代に育ったので
友だちと外遊びしない時間はひたすら読書してました。
日に2冊、3冊読むことも多かったので
おかげさまで国語は勉強せずともいつも高得点だった。
現実がどんなに苦しくても←どんな人生だ
本を読んでいる時は現実を忘れられました。
本の中にはつらい状況でも負けずに歩き進む主人公がいて
いつもそれに励まされていました。
小さい頃は、fantasyとかが好きで
そこに精神世界の本や哲学書なんかがプラスされていき
思春期以降はドキュメンタリーとかノンフィクションが
好きになっていきました。
それまで空想の世界、
おとぎ話の中で起きていると思っていたようなことも
案外誰の人生にもあったりするんだなってことが
実感としてわかる年齢になってきたからでしょうか。
初めはただただカードを引くことが楽しかったんです。
それは今も変わりません。
だけどタロット鑑定をさせていただく中で
もっともっとタロットが好きになっていきました。
ご相談者さんのことを想うと
悩んでいらっしゃるのだからそれは苦しいよな、って
思うけど
一方でワクワクしてしまう自分がいるのです。
ごめんなさい;;悪趣味みたいであれだけど・・・。
だって、最初は何もわからないの
ゼロの状態なのに
カードが教えてくれて
そこにストーリーがちゃんと出来上がっていくんです。
不思議でたまらないんです。
バラバラな意味のペラペラのカードなのに
ちゃんと最後に立体の絵巻のようになるんですよ・・・。
え、この相談者さんの彼って
一見どうしようもないクズなのに
ちゃんと理由があるじゃないか!
そこは全く想像がつかなかったよ!
みたいなドラマとか私の知らない視点があったりするんです。
もうこんなドキドキハラハラのストーリーは他では味わえない。
そう思うと私の探求心が止まらないのです;;
だって
ひとつ知る毎にひとつ自分が深まるじゃないですか。
私は生きることは智識を得ていく旅だと思うのです。
ガウディの塔のように終わらない自分を創っていく作業だと。
それに理由を知るとなんだか許せたりするし。
どんどん腹が立つことも減っていく気がします。
ま、こんな理由があって
私はタロット大好きなんです。
少しずつ印象に残った鑑定なんかも
紹介していけたらなって思ってます。